人生100年時代
「人間(じんかん)50年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。一度生を享け、滅せぬもののあるべきか。」
織田信長が好きだった「敦盛」の一節です。コーエーの「信長の野望」というコンピューターゲームで有名になりました。
第一文の正確な意味は,「人の世の50年の歳月は下天の一日にしかあたらない、夢幻のようなものだ」
なのだそうです。
しかし、戦国の世の平均年齢は50歳位だったこともおそらく事実でしょう。
日本国内で戦争していた世の中ですから、平均寿命も短かったはずです。
内閣府のホームページを見ると、
「ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。」とのこと。いまや、人生100年時代の到来です。
「『生産性革命』と『人づくり革命』を車の両輪として少子高齢化という最大の壁に立ち向かうため、「新しい経済政策パッケージ」が平成29年12月8日に閣議決定されましたとも記載されています。
しかし、肝心の少子高齢化対策に関する有効な政策はまったくありません。
生産性向上は、供給側の話ですが、内需関連産業では、消費者側の縮小、マーケットの縮小こそが問題なのであり、ここに対する対策が何ら述べられていません。
結局、政治家や役人はまったくといっていいほど頼りにはなりません。
自分たちでできることは限られていますが、できることを地道にやっていく以外ありません。
年だからと言って、逃げてばかりはいられません。
「年に負けられるか!頑張るぞ!」
平成31年4月4日
弁護士 森 本 精 一
この記事を担当した弁護士

弁護士法人ユスティティア 代表弁護士
森本 精一
保有資格弁護士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
専門分野企業法務、債務整理、離婚、交通事故、相続
経歴
昭和60年3月 | 中央大学法学部法律学科卒業 (渥美東洋ゼミ・中央大学真法会) |
昭和63年10月 | 司法試験合格 |
平成元年4月 | 最高裁判所司法修習生採用(43期司法修習生) |
平成3年4月 | 弁護士登録(東京弁護士会登録) |
平成6年11月 | 長崎県弁護士会へ登録換 開業 森本精一法律事務所開設 |
平成13年10月 | CFP(ファイナンシャルプランナー上級)資格取得 |
平成14年4月 | 1級ファイナンシャル・プランニング技能士取得 |
平成25年1月 | 弁護士法人ユスティティア設立 |