長崎県弁護士会所属

弁護士歴30年、長崎県弁護士会会長を経験した代表弁護士をはじめ、4人の弁護士が対応します

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妻から夫の浮気相手の女性への慰謝料請求の事例

状況

結婚4年目で,4歳のお子さんと次のお子さんが出産間近でした。
浮気相手の女性にそのメール履歴を見せてもらい,その中で夫との交際が判明したので問い詰めたところ,夫との不貞関係を認めました。

 

その後夫とは調停離婚が成立し,夫も浮気相手との女性との関係を認めていました。
相手の女性に対し,慰謝料請求の調停をしていましたが,50万円しか払えないとのことで調停不成立になっていました。
 

 

弁護士の関わり

そこで,弁護士に依頼し,浮気相手の女性に対し,裁判を起こしました。
裁判の中で,最終的には,慰謝料100万円で和解し解決しました。
 

 

補足

この事件では,相手の女性が遠隔地であったため,裁判の移送を申し立てられました。
しかし,裁判所は,依頼者である妻が,お子さんを監護養育すべき立場にあること,出産間近であること等の理由から,移送は認められませんでした。
 
不貞行為の事実は争いがなく,妊娠中であるので,不貞行為時に夫婦関係が破綻しているという相手方の主張も認められる可能性が低い事案でした。
 
また,元夫からは慰謝料200万円を受領済み,残金は分割という約束でしたが,それを考慮した場合浮気相手の女性からの100万円の解決はほぼベストに近い解決であるように思います。
 

 

この記事を担当した弁護士
弁護士法人ユスティティア 代表弁護士 森本 精一
保有資格弁護士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
専門分野企業法務、債務整理、離婚、交通事故、相続
経歴
昭和60年3月
中央大学法学部法律学科卒業
(渥美東洋ゼミ・中央大学真法会
昭和63年10月
司法試験合格
平成元年4月 最高裁判所司法修習生採用(43期司法修習生)
平成3年4月
弁護士登録(東京弁護士会登録)
平成6年11月
長崎県弁護士会へ登録換
開業 森本精一法律事務所開設
平成13年10月 CFP(ファイナンシャルプランナー上級)資格取得
平成14年4月
1級ファイナンシャル・プランニング技能士取得
平成25年1月
弁護士法人ユスティティア設立
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