訴訟上,和解で離婚できた事例
状況
Tさんは,夫と3年ほど前に結婚し,Tさんと夫との間には子供が1人います。
Tさんは,夫の交友関係を心配し,それらのことでTさんと夫は喧嘩になっていました。
Tさんが夫に対し,離婚の申し出をしたところ,Tさんは,夫から暴力を受け怪我をしました。
Tさんは,怖くなって,警察に被害届を出しました。Tさんは,夫の暴力に関し,保護命令を申立て,裁判所から保護命令が出ました。
その後,Tさんは,弁護士に依頼し,夫と離婚をしたいと考え,弁護士に相談に来られました。
弁護士の関わり
弁護士は,Tさんの代理人となって,Tさんの夫との離婚調停を裁判所に申立てました。
調停の話し合いの場では,夫は,親権を譲りませんでしたので,調停は不成立で終わりました。
その後,弁護士は,Tさんと夫との間の離婚について,離婚訴訟を申立てました。
訴訟の場では,夫は,親権をTさんへ譲ることに合意しましたので,Tさんと夫は,訴訟上,和解で離婚することができました。
この記事を担当した弁護士
弁護士法人ユスティティア 代表弁護士
森本 精一
保有資格弁護士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
専門分野企業法務、債務整理、離婚、交通事故、相続
経歴
昭和60年3月 | 中央大学法学部法律学科卒業 (渥美東洋ゼミ・中央大学真法会) |
昭和63年10月 | 司法試験合格 |
平成元年4月 | 最高裁判所司法修習生採用(43期司法修習生) |
平成3年4月 | 弁護士登録(東京弁護士会登録) |
平成6年11月 | 長崎県弁護士会へ登録換 開業 森本精一法律事務所開設 |
平成13年10月 | CFP(ファイナンシャルプランナー上級)資格取得 |
平成14年4月 | 1級ファイナンシャル・プランニング技能士取得 |
平成25年1月 | 弁護士法人ユスティティア設立 |