長崎県弁護士会所属

弁護士歴30年、長崎県弁護士会会長を経験した代表弁護士をはじめ、4人の弁護士が対応します

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同居したことがない夫と、訴訟にて離婚した妻Fさんの事例

状況

Fさんは,数年前に夫との婚姻届を出しました。
しかし,一度も夫とは同居していません。Fさんは,夫の子を出産しました。
夫は,一時期は生活費をくれていましたが,仕事を辞め,生活費をくれなくなりました。
また,Fさんが夫の家に夫に会いに行ったところ,夫が他の女性と一緒に暮らしていることを知りました。

 

Fさんは,夫に離婚して欲しいと頼みましたが,夫からは離婚しないという回答と脅迫ととれるような内容のメールが大量に送られて来ました。
その後,Fさんは,夫に精神的な病気があることを知りました。

 

Fさんは,一日も早く離婚したいと考え,自身で調停を申立てましたが,夫は嘘ばかり言って,離婚に応じず,調停は不成立になりました。
Fさんは,離婚訴訟をするために弁護士に相談しました。
 

弁護士の関わり

弁護士は,Fさんの1日も早く離婚したい,夫は無職でお金もないので慰謝料はいらないという意思をくんで,夫に対し,離婚と子の親権をFさんとすること,子の養育費を求める裁判を提起しました。
裁判では,夫が浮気を認めたことなどから離婚判決がなされました

 

コメント

話合いで離婚ができない場合,裁判所を利用しなければなりません。
まず,裁判所での話合いである調停を行い,調停でも離婚の合意ができない場合には調停が不成立になります。調停が不成立になった段階で,離婚訴訟が必要となります。
 
この記事を担当した弁護士
弁護士法人ユスティティア 代表弁護士 森本 精一
保有資格弁護士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
専門分野企業法務、債務整理、離婚、交通事故、相続
経歴
昭和60年3月
中央大学法学部法律学科卒業
(渥美東洋ゼミ・中央大学真法会
昭和63年10月
司法試験合格
平成元年4月 最高裁判所司法修習生採用(43期司法修習生)
平成3年4月
弁護士登録(東京弁護士会登録)
平成6年11月
長崎県弁護士会へ登録換
開業 森本精一法律事務所開設
平成13年10月 CFP(ファイナンシャルプランナー上級)資格取得
平成14年4月
1級ファイナンシャル・プランニング技能士取得
平成25年1月
弁護士法人ユスティティア設立
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