立ち退き料をもらって,建物から引っ越しをしたHさんの事例
状況
Hさんは,賃貸した建物で,居酒屋を経営していました。
建物の大家さんから,Hさんは,Hさんが借りている建物を壊して,新店舗を作り,別の人に貸したいとの申し出がありました。賃料は月額4万円でした。
Hさんは,店を移転すると,せっかくの常連のお客さんが来なくなるのではないか心配になりました。Hさんには,短期間の家賃の滞納がありました。大家さんは,どんどん計画を進めているようです。
Gさんは,不安になり弁護士に相談に来られました。
弁護士の関わり
弁護士は,大家さんの代理人と交渉を行いました。
交渉途中で,Hさんは,親族の看病のために,まとまった資金が必要になり,立ち退き料をもらって,退去することを決めました。
立ち退き料の額について,弁護士は,交渉を続け,賃料額の2年分以上の約100万円をもらって,退去しました。
この記事を担当した弁護士
弁護士法人ユスティティア 代表弁護士
森本 精一
保有資格弁護士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
専門分野企業法務、債務整理、離婚、交通事故、相続
経歴
昭和60年3月 | 中央大学法学部法律学科卒業 (渥美東洋ゼミ・中央大学真法会) |
昭和63年10月 | 司法試験合格 |
平成元年4月 | 最高裁判所司法修習生採用(43期司法修習生) |
平成3年4月 | 弁護士登録(東京弁護士会登録) |
平成6年11月 | 長崎県弁護士会へ登録換 開業 森本精一法律事務所開設 |
平成13年10月 | CFP(ファイナンシャルプランナー上級)資格取得 |
平成14年4月 | 1級ファイナンシャル・プランニング技能士取得 |
平成25年1月 | 弁護士法人ユスティティア設立 |